ミニインプラント
インプラント治療の治癒期間に、快適に過ごしていただく為、使用するミニインプラント 治癒期間でも患者様の噛める快適さを実現させます。
ミニインプラントとは、暫間用のインプラントのことです。
暫間とは、一時的な期間という意味です
すなわち仮のインプラント。仮の歯となります。
骨と結合するまでは、刺激を加えずそのまま放置し治癒させます。
その期間まで、ものが噛めないもしくは、歯が無くて見た目が悪い状態が続くには、患者様にはかなりストレスです。
そこで考えられたのがミニインプラントというものです。
これは、メインインプラントとは別に、かなり細い(直径1.8mm)のインプラントを埋入し、暫間用の上部構造(人工のかぶせ物)を作成します。
このミニインプラントの役目は、大きく3つ。
①治癒期間でも噛むことが可能。
②見た目の回復。
②メインインプラントの保護。
メインインプラントになるべく負荷をかけないようにし、しっかりと骨とインプラントが結合するようにさせます。
ミニインプラントを使用することによる患者様のメリット
治癒期間の噛めない煩わしさから解放される。
メインインプラントを埋入し、2次手術までの治癒期間におけるメインインプラントの加重負担の防止。
ミニインプラントを使用することにより知っていただきたいこと
このミニインプラントは暫間用インプラント。
あくまでも、一時的に使用するインプラントです。
奥歯などが欠損していて、モノが噛めないという煩わしさから一時的に開放させるものです。
もちろん、メインのインプラントが骨に結合すればミニインプラントは除去し、メインのインプラントをお使いいただけます。
ミニインプラントは直径1.8mmで長さが、7mm~14mmです。骨とと結合するインプラントではないので、強い噛みしめなどで折れやすい。外れやすいということがおこります。
ミニインプラントの流れ
1.今後使用するメインインプラントの埋入を行います。
2.メインインプラントの埋入が終了したら、ミニインプラントの埋入を行います。
この時、ミニインプラントはメインインプラントと並べるに埋入します。
3.メインインプラントとミニインプラントの埋入が完了します。
4.次に、上部構造を作成する過程にいきます。
5.ミニインプラントは直径1.8mmのとても小さなものです。
強化させる為ミニインプラントにバーを装着し強化させます。
6.ミニインプラントに覆いかぶせるように上部構造をのせます。
7.この上部構造よってメインインプラントに負荷をかけさせることなく、そして物を噛むことが可能となります。
よくある質問
A1. ミニインプラントは骨と結合しないので、抜け落ちる場合があります。 通常のインプラントとミニインプラントは根本的に使用方法が異なるインプラントです。
A2. 使う本数と仮歯のによって異なります。 詳細は治療の設計に合わせてご提示致します。 通常は5万~40万です。
A3. 痛みなどがなければ、すぐに食事はできます。
A4. 術前にはCTで患者様のお口の中の状態を確認し、神経や血管を避けた位置に埋入をしていきますので、危険はありません。